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宮古島の“知りたい”が見つかる情報発信ポータル

2026.03.01

宮古島のエリアと主な地区のご紹介

宮古島は、2005年に5つの市町村が合併して誕生しました。
島の中心は平良(ひらら)で、「ちょっと街まで行ってくる」というのは平良を指します。合併しても今でも旧市町村ごとのカラーは色濃く残っているので、それぞれのエリアの特徴をまとめました。

1.エリア紹介

1)平良(ひらら)エリア:島の中心部

旧平良市は、宮古島の経済・行政の中心地です。平良は意外と広くて、宮古島市北端の池間島も、池間島に向かう細長く伸びる、島尻や狩俣も平良になります。

①平良中心街(西里・下里・東仲宗根)

繁華街: 一番の繁華街は、西里大通りで、下里大通り・イーザトで繁華街を形成しています。
     ここには飲食店やバー、カフェ、ホテル等があります。
・生活の利便性: スーパー、病院、飲食店、役所、銀行が集中しており、車がなくても(あるいは1台で  
     も)生活が完結しやすい場所です。
住宅事情 : アパートやマンションが多く、移住者が最も家を探しやすい場所。
     ただし、家賃相場は島内で一番高く、空き物件もすぐに埋まる激戦区です。
こんな人におすすめ: 「まずは便利な場所で生活を安定させたい」「飲み歩きが好き(西里・下里の
     歓楽街に近い)」という方。
・注意ポイント:下里と西里は、かなり縦に長く、平良港の辺りから宮古空港の南側まで広範囲になっ
     ています。繁華街から畑が多いエリアまで幅広いので場所の確認をしっかりしましょう。
     東仲宗根は住宅街としても人気です。
②西仲宗根(にしなかそね)
 平良西里や東仲宗根の近くに位置した住宅街で、中心街にもアクセスしやすい便利なエリアです。
荷川取(にかどり)
 平良港に面したエリアで、北側には観光名所となっている砂山ビーチがあります。北側にはヴィラなどもあります。
島尻(しまじり)
 伝統的な厄払いのお祭り「パーントゥ」が行われる集落。集落内で共同作業が盛んに行われ、伝統文化が深く根付いています。
西原(にしはら)・大浦(おおうら)
 さとうきび畑に囲まれた、のどかな農村景観が広がる地域です。
⑥狩俣(かりまた)
 宮古島の最北端に近く、古い民家や石垣が残り、静かな佇まいで歴史・文化的景観を守っています。
⑦池間島
 宮古島の北西に位置する周囲約10kmの小さな島で、池間大橋で結ばれています。
 住所は平良の後に池間(いけま)・前里(まえさと)がついています。
 絶景の「池間ブルー」の海や、日本最大級のサンゴ礁群「八重干瀬(やびじ)」、渡り鳥の飛来地である「池間湿原」が有名で、豊かな自然と伝統的な御嶽信仰が残る島です。
⑧久松(ひさまつ)
 かつての漁業拠点。久松は「久松五勇士」の歴史で知られ、現在は伊良部大橋の起点に近い立地から、リゾート開発や住宅地としての整備も進んでいます。住所でいうと、久松をはさんで伊良部大橋側は久貝(くがい)、南側は松原となっています。

2)下地(しもじ)エリア:美しいビーチとリゾート

島の南西部に位置し、東洋一美しいと言われる「与那覇前浜ビーチ」を擁するエリアです。

雰囲気: リゾート開発が進んでおり、おしゃれなカフェやホテルが増えています。来間島(くりまじま)とも橋で繋がっています。
・住宅事情: 賃貸物件は少なめですが、新築のアパートが建ち始め ている注目のエリア。景観が良い場所は人気が高いです。
こんな人におすすめ: 「毎日でもきれいな海を眺めたい」「リゾート感を味わいつつ、平良市街地へのアクセスも確保したい(車で10〜15分)」という方。

3)城辺(ぐすくべ)エリア:古き良き農村風景

島の南東部に位置する、サトウキビ畑が広がるのどかなエリアです。

・雰囲気: 「THE 宮古島」という感じの、素朴でゆったりした時間が流れています。
     景勝地「東平安名崎」もここです。
     砂川、友利、比嘉、新城などの伝統的な集落が点在する歴史豊かなエリアです。
     上比屋山遺跡(砂川)や高腰城跡(比嘉)など14〜15世紀のグスク時代の遺構が残り、
     農業と豊かな自然、そして古くからの生活文化が息づく静かな地域です。
・住宅事情: アパートは少なく、一軒家(古民家)が中心です。Z階からは海が見える場所も多いです。
平良と比べると地価も安いので、土地を購入して理想の家を建てるのも良いです。
こんな人におすすめ: 「農業に興味がある」「静かな環境で、地域行事にも参加しながら深く島に馴染みたい」という方

4)上野(うえの)エリア:観光と伝統の共存

南部の海岸沿いにあり、ドイツ文化村などの観光スポットがあるエリアです。
野原(のばる)、宮国(みやぐに)、上野(うえの)などの集落で構成される静かなエリアです。伝統的な「サティパロウ(里払い)」が残る野原地区や、美しい海岸線、宮古島市熱帯果樹園(マムヤの墓)などの観光資源があります。
・雰囲気: 大規模なリゾート施設(シギラリゾート)がある一方で、集落内は非常に静かで落ち着いています。
・住宅事情: リゾート従業員向けの寮やアパートが点在していますが、一般向けの賃貸は平良に比べると選択肢が限られます。
・こんな人におすすめ: 「リゾートバイトや観光業に従事する」
     「賑やかすぎず、寂しすぎないバランスを重視する」という方。
     海を見ながら静かに暮らしたいという方。
     城辺も同じですが、集落は高台が多くて高潮等の心配もなく安心です。

サンエー宮古シティまでも車で15~20分ほどで行けるのでそれほど遠く感じません。

5)伊良部(いらぶ)エリア:橋で繋がった「勢い」のある島

2015年の伊良部大橋開通により、劇的に変化したエリアです。
宮古島の北西に位置して、西側に下地島空港のある下地島、東側に伊良部島があります。両島は幅約40mから100mの 入江 (水路)で隔てられています。全体に平坦な地形をしています。
伊良部県立自然公園に指定されていて自然豊かな島です。
海沿いにはヴィラなどの宿泊施設が増えているエリアです。

・雰囲気: かつての漁師町の活気と、最新の高級ヴィラが混在しています。
    下地島空港(みやこ下地島空港ターミナル)も近く、旅の拠点としての側面も。
住宅事情: リゾート需要が増えたため人気のエリアです。
    土地価格や家賃が高騰し、物件自体が希少で、賃貸物件も少ないため気に入ったら即決です。
    土地を買って家を建てる場合、海を見ながら暮らしたいと思う方も多いですが、海岸沿いは自然公園法・沖縄県立自然公園条例・宮古島市の海岸地域景観ゾーン指定等により様々な規制の対象となりますので要注意です。
海側の土地の境界から〇mは建築物が建てられない(セットバックが必要)等もありますが、個別で確認が必要になります。周辺に家等がない場所に建築する場合、水道敷設費用だけでもかなりの費用がかかりますので、現実的には集落やその周辺になります。
買い物事情:島内に商店はありますが、足りないものは宮古島市街地に買いに行きます。
・地域性:伝統行事や集まり(御嶽など)が大切にされているので、移住者も地域の文化・習慣を理解し、コミュニティへ積極的に参加する姿勢が求められます。
・こんな人におすすめ: 「マリンレジャー(ダイビング等)が中心の生活」
     「今、最も熱いエリアの勢いを感じたい」という方
・注意点:「暴風警報発令時」かつ「風速25m/秒以上」の場合、伊良部大橋が通行止めとなります。
ストック等の備えも必要になります。

便利な都会とは異なるため、宮古島は島の中で助け合って生きるという精神が強い地域でした。それぞれのエリアの中でも集落によっても地域性があるようですが、どのエリアでも島の暮らしを尊重し地域に溶け込む努力は必要ですね。